呼吸器内科ブログ こうかん呼吸器ブログ

2024.11.22

こうかん呼吸器の「肺がん診療」

日本鋼管病院・こうかんクリニック呼吸器内科では「肺がん診療」にチカラを入れています。
自分が研修医だった20年ほど前の肺がんを思い起こしますと、現在のように多くの治療選択肢がありませんでした。1種類目の治療(プラチナ製剤を含む化学療法)が効かなかった患者さんに対しては、勧められる強いエビデンスのある他の治療がありませんでした。今でこそ多くの医療機関において保険診療内で行っている免疫治療も研究レベルで、一般的な病院では行えませんでした。気持ち悪さを抑えるクスリも種類がありませんでしたので、患者さんには苦痛が相当なものだったと記憶しています。

肺がん診療は検査も治療もより進歩し、以前に比べ元気で居られる期間が相当長くなりました。現在多くの患者さんに使われているタグリッソ®やアレセンサ®のような分子標的薬も、イレッサ®の登場を皮切りに様々な種類のクスリが実臨床で使えるようになりました。免疫治療も一般的に保険診療内で行うことができます。補助療法と呼ばれる気持ち悪さを抑えるクスリも痛みを抑える治療も以前に比べて大きく進歩し、患者さんの負担もだいぶ軽減されていると思います。医学が進歩し検査や治療の選択肢が増えることは患者さんにとっても医療者にとっても大変喜ばしいことです。ただその反面、肺がんの知識や知見をアップデートし続けていくことは、わたくし達、医療の専門家にとっても大変なことです。ましてや研修医や肺がんを専門としない医療者にとって、最新の肺がん診療を正しく理解していくことは極めて難しいと感じています。 

こうかん呼吸器では、肺がんを含めて呼吸器疾患に対する知識や知見を常に取り入れるべく、最新の論文を読んだり、勉強会を行ったり、学会や講演会への参加を意識して行っています。実際の患者さんを通じて、最善の検査や治療の検討も呼吸器チームで行っています。今後も日々の勉強は欠かさず行い、目の前の肺に病気のある患者さんに全て還元していくことを約束します。肺がん治療でお困りの方、肺がんが疑われて相談したい方はぜひ一度、こうかんクリニック 呼吸器内科を受診して頂ければ幸いです。

日本鋼管病院 呼吸器内科 診療部長
田中 希宇人(たなか きゅうと)

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