マンモグラフィ検査
検査概要
乳房を乳腺専用のX線装置で撮影し、視触診ではわからない小さな病変などを写し出します。
検査は乳房を圧迫し、薄く伸ばした状態で撮影を行います。方向を変えて、2方向から撮影することで、より乳房全体を写し出すことができます。
※50歳代以上の方は、検査の種類により1方向のみの場合があります。
GE社製 マンモグラフィ装置
CC方向 / MLO方向 マンモグラフィ検査は女性技師のみで対応しています。
現在、精度管理中央委員会の認定を受けた女性技師は4名、随時積極的に認定の取得や勉強会への参加も行っています。
検査の特徴
撮影時は乳房を圧迫します
- 圧迫時に痛みを感じる場合がありますが、適切な圧迫をすることで腫瘤と乳腺の重なりが少なくなり、病変が見つけやすくなります。
- 画像のピンぼけやブレが少なく、鮮明な写真が撮影できます。
- 圧迫することで被ばくが低減できます。
- 呼吸による動きの防止ができます。
さらに当院では2019年に装置の更新を行い、通常の撮影のほか、3D撮影(トモシンセシス)で可能となりました。乳腺の重なりが少なくなることで、より細かい病変の描出に優れています。通常撮影と一緒に撮影ができるので圧迫回数を増やすことなく検査が可能です。
2Dと3D撮影(トモシンセシス)の比較画像

検査の流れ
01
受付
受付票または受付ファイルをお出しください。
02
案内・着替え
担当者がお声掛けします。待合椅子にてお持ちください。
検査着への着替えをご案内します。
03
撮影
撮影内容により前後しますが、検査は10分程度で終わります。
04
確認・検査終了
撮影担当者による画像確認後、検査終了です。
身支度を整えましたら診察または会計となります。
更衣室
検査着 注意事項
- 妊娠の可能性がある方、心臓ペースメーカー、その他電子機器を挿入している方、豊胸手術、水頭症手術を受けた方は検査を受けられない場合があります。事前に医師にご相談ください。
- 授乳中の方は撮影前にご相談ください。撮影後の授乳制限はありませんのでご安心ください。
- 検査の混み具合によってはお待ちいただく場合があります。
- 検査中に痛みが強い場合はスタッフにお伝えください。