骨密度検査
検査概要
骨の中に含まれるカルシウムなどのミネラル分を骨塩といい、ある大きさの骨に含まれる骨塩の量を骨密度といいます。当院ではDEXA法による測定を行っています。
GE社製 骨密度装置
腰椎撮影 DEXA法とは
DualEnergyX-rayAbsorptiometry(二重X線吸収測定法)の略称で、エネルギーの異なる2種類のX線を用いて骨と他の組織とを区別し、骨密度を測定する方法です。
日本骨粗鬆症学会、日本骨代謝学会、骨粗鬆症財団が作成したガイドラインに準拠して検査しています。

検査の特徴
主に骨粗鬆症の診断に用いられる
骨粗鬆症とは骨が脆くなり骨折しやすくなる疾患です。
骨の中のミネラル分を測定することで骨の強度を調べることができます。
骨密度の変化がわかる
骨が脆く病気にかかっている場合や、骨が脆くなる薬を使って病気の治療をしている場合、または、骨粗鬆症の治療薬を使っている場合、定期的に検査を受けることで骨密度の変化がわかるため、薬の量を調整することができます。
画像診断するための検査ではない
骨密度を測定するための画像であり、骨折などの診断をすることはできません。
注意事項
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方は検査できません。
- 体動の影響を受けやすい検査です。検査中は動かないでください。
検査時間はおおよそ10〜20分です。