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2024.11.29

肺がんの危険因子

肺がんになってしまう方は何が関係しているのでしょうか。直接の原因は神様しか分かりませんが、一般的に言われている肺がんを引き起こす危険因子(リスク)についてみていきましょう。

最も重要な危険因子は「タバコ」です。タバコは肺がんを含めて多くの病気の原因になることが分かっています。「タバコ問題」は将来の健康な社会を作り出す上で対策を真剣に取り組まなければいけない問題です。タバコを吸っている人(喫煙者)が肺がんを発症するリスクは、タバコを吸っていない人(非喫煙者)に比べて男性で4.4倍、女性で2.8倍高いという報告(Jpn J Clin Oncol 2006;36:309)があります。特にタバコを吸い始めた年齢が若ければ若いほど、タバコを吸っている年数や本数が多ければ多いほど、肺がんを引き起こす危険性が高まることも報告(The International Agency or Research on Cancer. Tobacco Control, WHO 2007)されています。

タバコのほかにもCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、アスベストによるじん肺などの病気も肺がん発症のリスクと言われています。肺がんに携わる医療者として、肺がんをのリスクとなるような病気の診療や環境問題に関しては常に真剣に捉えています。

こうかん呼吸器では、肺がんの診療だけでなく、肺がんになりやすい病気の診断・治療や、タバコ問題についても常に考えています。今後未来の社会のため、子ども達の将来のため、肺がんで苦しむ患者さんが一人でも減るように、こうかん呼吸器チームは考えて行動しています。今後も日々の勉強は欠かさず行い、目の前の肺に病気のある患者さんに全て還元していくことを約束します。肺がんが疑われて検査や治療について相談したい方はぜひ一度、こうかんクリニック 呼吸器内科を受診して頂ければ幸いです。

日本鋼管病院 呼吸器内科 診療部長
田中 希宇人(たなか きゅうと)

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