内視鏡室
当室では消化器疾患および呼吸器疾患に対して、それぞれの分野を専門とする内科医もしくは外科医が最新の技術を用い診断・治療を行います。
特に消化器分野ではハイビジョン型の電子スコープの導入により、さらに確実な診断が可能となり、下記のような治療を行っています。
食道疾患
- 食道静脈瘤治療
- 食道癌の内視鏡的粘膜切除術
- 食道癌による悪性狭窄に対する食道ステント留置
- 食道良性狭窄に対するバルーン拡張術
胃疾患
- 早期胃癌に対するESD(粘膜切開・剥離法)
- EAM(吸引切除術)・EMR(粘膜切除術)による胃癌治療
- 胃静脈瘤、胃潰瘍、十二指腸潰瘍からの出血に対しての止血術
- 内視鏡的胃瘻造設術
大腸
- ポリープや早期大腸癌に対する内視鏡的大腸ポリープ切除術
- 内視鏡的大腸粘膜切除術
肝/胆/膵領域
- 悪性腫瘍に対するステント留置
- 総胆管結石に対してのEST(内視鏡的乳頭切開術)
- EPBD(内視鏡的乳頭バルーン拡張術)による採石術
呼吸器分野では、細径の気管支鏡の導入により胸部異常陰影に対する診断能力が向上しています。
年間実績(2017年度)
上部消化管内視鏡検査 | 5,631例 |
下部消化管内視鏡検査 | 1,459例 |
ESD (切開・剥離法) | 43例 |
食道 | 3例 |
胃 | 40例 |
EMR | 391例 |
食道 | - |
胃 | 1例 |
大腸 | 390例 |
大腸ポリペクトミー | 317例 |