当科では、次のことを心がけております。
1)病原診断をきちんと行い、疾患の特異性を配慮して診療を行う。
2)エビデンスに基づく、各学会の診断・治療・管理ガイドラインにのっとった診療を行う。
少し詳しく述べさせていただくと、
1)咳・鼻水といった風邪症状でも、病原ウィルスによっては呼吸困難等の重い症状を生じる事があります。
乳児のRSウイルス感染の場合がそうです。
アデノウィルス感染では目が赤くなったり熱が少し長く続いたりします。
ロタウィルス感染では、嘔吐・下痢がひどくなります。
当科ではこのようなウィルス感 染が疑われた場合には迅速検査を行い(約30分位で診断がつきます)、
そのウィルスの疾患特異性を考えて治療を行うようにしています。
国立感染症研究所から 毎週発表される感染症動向も参考にしています。
2)色々な疾患の治療法もエビデンスにもとづいて日々変わってきます。
喘息の治療は日本小児アレルギー学会の会員として、2008年のガイドラインに準じて個々の子供さんの
状態に合わせてベストの治療・管理法を考えて行っております。
抗生剤の使い方も、小児呼吸器感染症ガイドラインや米国小児科学会の小児感染症の手引き等を参考
にして、適正使用に努めています。