超音波(エコー)検査
超音波とは
超音波とは人間が聴くことは出来ませんが、コウモリやイルカが聴き取ることの出来る音です。
超音波検査とは、超音波を出す探触子(プローブともいいます)を体にあてることにより、体内の臓器の形状、変化、異常等を調べる検査です。被曝がなく、痛みを伴わないので何度でも繰り返し検査を受けることができます。



心臓超音波検査
心臓の大きさや動きに異常がないかを調べます。
心筋梗塞、弁膜症、心筋症、先天性心疾患などの診断や重症度の評価、治療方針の決定など幅広い目的で検査します。

検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20~30分です。
- 着脱のしやすい上下分かれた服装でご来院ください。
- 飲食や常用薬の制限はありません。
経食道心臓超音波検査
胃カメラ様の装置に直径1cmの超音波プローブを食道まで挿入し、そこから通常の心臓超音波検査では観察しにくい場所をより詳細に調べます。
超音波プローブを飲み込んでいただくために、のどの局所麻酔や注射による麻酔を行います。
詳細は同意書に記載されていますので、事前にご確認ください。
検査を受けられる方へ
- 検査時間は、約1時間程度です。(麻酔時間を含む)
- 電極装着の都合上、着脱のしやすい上下分かれた服装でご来院ください。
- 検査前3時間~検査後2時間は飲食できません。
(糖尿病以外の常用薬も検査3時間前までに服薬してください。)
午前検査の方は朝禁食、午後検査の方は昼禁食(朝食は軽食可)にしてください。
飲食されている場合、当日検査が中止となる場合もあります。
腹部超音波検査
肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓などの大きさや異常の有無を調べます。
また、骨盤腔の検査依頼がある場合は、膀胱・前立腺・子宮・卵巣なども調べます。
さらに、腎機能を詳しく調べる目的で腎動脈血流を検査することがあります。
検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20~30分です。腎動脈検査を行う場合は約1時間かかります。
- 着脱のしやすい上下分かれた服装でご来院ください。
- 午前検査の方は朝禁食、午後検査の方は昼禁食(朝食は軽食可)にしてください。
水、常用薬は飲んでいただいて結構です。(ただし、糖尿病の薬は飲まないでください) - 骨盤腔検査がある方は、検査前に排尿しないようにお願いします。
血管超音波検査
頸動脈・下肢静脈・下肢動脈・上肢静脈・上肢動脈などの血管の血液の流れや血栓・狭窄などの有無を調べます。
さらに、静脈瘤の有無を調べる目的で下肢静脈瘤検査をすることがあります。
検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20~30分です。
下肢静脈瘤検査を行う場合は約1時間かかります。 - 下肢の血管検査の際はズボンを脱いで検査を行います。
着脱のしやすい上下分かれた服装でご来院ください。 - 頸動脈の検査の際は、できるだけ襟元が大きく開く服装でご来院ください。
- 飲食や常用薬の制限はありません。
表在超音波検査(甲状腺・乳腺・皮膚科など)
甲状腺・頸部・唾液腺(耳下腺・顎下腺)超音波検査
甲状腺・頸部・唾液腺(耳下腺・顎下腺)や周囲のリンパ節等を検査します。
大きさや異常の有無を調べます。ドプラ検査により血流状態も調べることがあります。
検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20分です。多少時間がかかる場合もあります。
- できるだけ襟元が大きく開く服でご来院ください。首元や耳のアクセサリーは外していただき検査を行います。
- 飲食や常用薬の制限はありません。
乳腺超音波検査
乳房や乳房にできたしこりの性状や大きさなどを調べます。炎症の有無や癌の早期発見に役立つ検査です。
痛みはありません。(脇の下のリンパ節も検査します)
検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20分です。多少時間がかかる場合があります。
- 上半身は脱いで検査を行います。着脱のしやすい上下分かれた服装でご来院ください。
- 飲食や常用薬の制限はありません。
皮膚科領域超音波検査
皮膚や皮下のしこり、できものの発生部位や性状、血流状態を観察します。
検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20分です。多少時間がかかる場合があります。
- 検査部位をスムーズに、かつ広く露出できるように、着脱しやすい服装でご来院ください。
- 検査時にアクセサリーは外していただく場合があります。
- 飲食や常用薬の制限はありません。
運動器領域超音波検査(腱・肩・手・足など)
筋肉・腱・靭帯・関節・神経などの運動器の状態を観察します。
レントゲンでは診断が難しい腱板断裂・損傷、アキレス腱断裂、関節リウマチにより滑膜炎などをはじめとする軟部組織の損傷や炎症などを調べる検査です。
検査を受けられる方へ
- 検査時間は約20分です。検査部位や箇所により時間がかかる場合もあります。
リウマチ検査を行う場合は約1時間かかります。 - 検査部位をスムーズに、かつ広く露出できるように着脱しやすい服装でご来院ください。
- 検査時にアクセサリーや湿布は外していただく場合があります。
- 飲食や常用薬の制限はありません。