メッセージ

現役ナースからのメッセージ 06

振り返れば10年、まだまだ勉強の毎日
外科病棟所属

当院に入職して、気がつけば10年以上。経験年数や立場上は中堅ですが、自己の成長は気がつきにくく、日々トライ&エラーであり、患者さんに対して「質の高い看護」を提供できているか不安に感じることもあります(同じように感じておられる同様の立場の看護師さんも多いと思います)。
しかし、当看護部では新卒・既卒など個々のキャリア別に目標を明確に定め、自己の成長を知る指標となるキャリアアップ開発ラダーという教育システムを採用しており、私はベテランコーディネーターというポジションで自分への課題に取り組んでいます。

私の所属病棟は手術を受ける患者さんとの関わりが多く、時には人工呼吸器管理が必要なほど重症の患者さんもいらっしゃるため、人工呼吸器の患者さんへのケアが出来る看護師になるべく呼吸療法認定士の資格を取得しました。
資格取得はもちろん病棟の状況に応じた選択でもあるのですが、私が新人の頃担当していた患者さんが急変し人工呼吸管理となった時に、不安・経験不足から先輩看護師に担当変更を願い出たことがあり、今でも忘れられないその時の悔しさが、呼吸療法認定士になった最大の要因かもしれません。
今はその知識が人工呼吸器の患者さんだけでなく、術前・術後の患者さんへの呼吸訓練や離床介助などに役立っていると感じています。

当看護部では様々なセカンドライセンス取得者も在籍しており、数年前から資格支援制度の導入により援助が受けられるようになっているのも資格取得・学習意欲向上にもつながっていると思います。個々の看護師が成長していくことを病院全体で支えていき援助・育成することで、結果的には病院全体の「力」となり「質の高い看護」に結びつくと信じています。
学習に終わりの無い看護の世界で、さらなる高みを目指し一日でも早く患者さんが退院を迎えられるための援助が出来るようになっていきたいと思っています。