糖尿病センターとは
糖尿病患者さんは近年増加し、予備群を含めると2,200万人を超えるまでになりました。
糖尿病は自覚症状がなくても、血糖コントロールが不良のまま数年経過すると、網膜症・腎症・神経障害・心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症等の主に血管障害を中心とした合併症を生じます。また、免疫力の低下により感染症にかかりやすくなるので、早期に専門医による適切な治療を受けることが望まれます。
当院では2003年10月に糖尿病センターを開設し、糖尿病学会専門医と糖尿病療養指導士資格を有する多数のスタッフが専門的な糖尿病診療を行っています。
糖尿病だけでなく、肥満・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・脂肪肝などの生活習慣病一般の診療も行っています。
外来糖尿病指導
血糖コントロールが不良でインスリン治療が必要だが入院が難しい方には、外来でインスリン治療の導入を行います。
自己血糖測定の開 始、その他糖尿病生活指導一般など、導入にあたっての指導を糖尿病療養指導士の看護師が時間をかけて丁寧にご説明します。
糖尿病専門外来を通して予約された方が主な対象です。
外来栄養指導
糖尿病治療に最も大切なのは、食事療法と言っても過言ではありません。
糖尿病療養指導士の管理栄養士が外来に常駐して指導に当たっており、初診患者さんでも予約状況により当日栄養指導が受けられます。
糖尿病患者友の会「ツツジ会 」
当院では糖尿病患者さんの友の会である「ツツジ会」を結成しています。
本会は日本糖尿病協会に加盟しており、料理講習会・ウォークラリー・講演会など様々な催しを行っています。入会を希望される方は内科外来までお申し出下さい。
恒例イベント ウォークラリーの風景
ツツジ会では年2回大きなイベントを開催していますが、
毎年6月前後に開催するウォークラリーは患者さん方の親睦を兼ねた一大イベントです。
2011年6月 浜離宮恩賜庭園
2012年6月 池上本願寺
2013年5月 浅草、墨田公園
2014年5月 上野
2015年6月 横須賀三笠公園
2016年6月 川崎大師
2017年6月 芝増上寺、芝離宮恩賜公園
2018年6月 横浜みなとみらい、赤レンガ倉庫
を皆さんで散歩し、管理栄養士が考えた昼食を参加者全員でいただきました。

当院祝田先生とツツジ会の会長さん

休憩と併せて観光もしました

都会の喧噪を忘れさせてくれる庭園
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美しい庭園を観ながらウォーキング

急な階段もなんのその

「三百年の松」の前でパチリ
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新しいお仲間のご参加もお待ちしております。
お問い合わせは、当院栄養科までお願いします。