よくある質問

糖尿病教育入院

Q.糖尿病患者さんはどの位いるの?
A.日本では890万人に達し、40歳以上では6人に1人程度の割合となっています。食生活の欧米化に伴って増加していると考えられています。しかし治療を受けている方は半数程度で、残りの方は放置しています。
Q.糖尿病は何が怖いの?
A.糖尿病は、インスリンの働きが低下し、血糖値が高くなる病気です。 重要なのは、高血糖によって全身の血管が障害されることです。また、免疫力が低下し様々な感染症にかかりやすくなります。著しく血糖が上昇すると昏睡状態となることもあります。
Q.血管障害とは具体的にどんなものなの?
A.細い血管の障害の代表が、網膜症、腎症、神経障害で3大合併症と言われています。 網膜症は失明原因の2位(年間3,500人)、腎症は人工透析導入の原因の1位(年間13,000人)となっています。また太い血管の障害(動脈硬化)に は、脳梗塞、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などがあります。
Q.合併症にならないためには?
A.合併症はすぐに起こるわけではなく、5~10年以上血糖コントロールが悪い状態が続くと生じます。早めにしっかりと治療し、良いコントロールを持続 すること(具体的にはHbAlcを6.5%未満に維持する)が重要です。「糖尿病と診断されたけれど放置していた」ということだけは避けたいものです。
Q.「糖尿病教育入院」となっていますが、なぜ「教育」が必要なの?
A.糖尿病は、単に薬を飲んだり、インスリンを打ったりすれば治るものではありません。病気の正確な知識、食事療法や運動療法を身につけ、患者さんが意識を持って生活することが重要となります。
Q.そのプログラムはどんな内容なの?
A.糖尿病食に慣れる、運動療法の実践、自己血糖測定、医師・看護師・栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士からの講義・指導・糖尿病関連の検査、 病態に合わせた治療法の選択、試験外泊などを適切に盛り込み、充実した2週間とします。定員は毎回6名(1ヶ月12名)で、日曜日入院、翌週土曜日退院と しています。
Q.入院希望の場合はどうすればいいの?
A.糖尿病専門外来を受診して下さい。その診察の中で予約します。

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