臨床工学科とは

 現在の医療は医療機器を中心とした医療技術の進歩の上に成り立っています。医療機器の持つ最大のメリットは機器の構造や原理、そして正しい使用方法を熟知することで、はじめて治療に最大の効果をあらわすことができます。そして、これら機器の操作や保守・点検にあたっているのが臨床工学技士であります。
 当院の臨床工学科は平成14年8月1日に設立され、院内においては最も歴史の浅い診療支援部門です。
 臨床工学科業務は臨床提供業務および医療機器の保守点検業務の二つに大別できます。
 院内における臨床提供業務は血液透析を中心とした血液浄化業務、人工呼吸器の操作、手術中における自己血回収術、埋め込み型ペースメーカーのチェック時立ち会 い、心臓カテーテル検査時のIVUS操作、消化器内視鏡補助業務などです。
 また、保守点検業務は生命維持管理装置(麻酔器・人工呼吸器・透析装 置)の保守点検や 正しい使用方法への啓蒙活動、輸液ポンプ・シリンジポンプ、パルスオキシメー ターや医療用 消耗品の中央管理化、医療機器全体を通じての正しい使用方法や医療機器管理など、院内 における業務範囲は年々拡大傾向にあります。 今後も診療支援部門として、患者さんの治療に役立てますように日々研鑽してまいります。